せどりに必要なもの | せどりツール比較.com
前回は、せどりの時にどのような販売経路を持っておくかについてお話しました。
今回はとりあえず、せどりをはじめてみたいんだけど何から揃えれば良い?という方に解説していきたいと思います。
せどりに必要なもの概要
まず、せどりに必要なものをおおまかに挙げていきたいと思います。
1.商品(仕入れルート)
2.発送ルート(佐川・ヤマト運輸・郵便局など)
3.銀行口座(売り上げを振り込んでもらう)
4.クレジットカード(デビットでもよい)手数料が引き落とされる
5.クッション式封筒などの梱包材(自宅発送の場合)
6.古物商許可証(あればベスト)
7.せどりツール(価格改定ソフト含む)
8.プリンター(ラベル・納品書印刷)
9.商品を包むビニール袋
10.SEO対策のテンプレート(仕入れを強化したい人用)
ざっとあげるとこんなものでしょうか?
それでは詳細に解説していきたいと思います。
仕入れルートの確保
もし、あなたが実店舗販売をしていて店を閉店しないといけないのでしたら、そのままある在庫を販売してください。
また、いつもブックオフなどの店舗へせどりをしに出かけている人も仕入れルートが確立しているのでOKです。
しかし、もっと定期的に確実に仕入れがほしい場合は、自分でホームページを作って『買い取ります』サイトを作成してください。項目10のSEO対策のテンプレートで詳しく紹介しますのでお楽しみに…
そして中古の古本でしっかりと確実に良い商品を仕入れたい場合は、あなたのお住まいの古書組合の会員になっておいて下さい。
仕入れのルートが明確になります。
外に出て仕入れをする『せどらー』を目指されている人はぜひしっかりと外でバンバンせどりができるせどりツールを当サイトでも紹介していますのでご参考にされてください。
わたくしごとのお話をさせていただきますと、誰もあまりやりたがらない商品を販売しています。ですので、中古の買い取りもサイトで募集をかけますとだいたい競合サイトが3つあるかないかなので1ヶ月に少ないときで100、多いときは1000枚ほどの買取りが舞い込むようになっています。
これも特に毎日何かをするわけではなく、一度サイトを作ればそのまま放っておいても知らぬ間に検索の上位にくるのです。
なので、大事なことは競合が多いジャンルで勝負をかけようとしないということです。
たとえばJ-POPというジャンルで勝負しようと思われている方がいるとします。J-POPであれば市場はかなり大きいですが、すでにブックオフ、GEO、古本市場などが実店舗もかねて大きな買取りをしていますので、あなたの個人のところへ売りにくるという確率はほぼないと考えてください。
そして、もしそれを買い取りでおこないたい場合は、グーグル・ヤフー検索などで『買取り ○○○(あなたが選んだジャンル)』と文字を打ち込み調べてみます。
TOPに出てくる買取のお店、会社をひとつひとつのぞきます。企業的な大型チェーンや、自分がどうやっても勝てそうにないと思ったジャンルは絶対に負けますのでしないでください。
私も最初は色々やってみたくちなので、頭を打つということもかねてチャレンジするのは良いことですが、かなり時間の無駄になりますのでできるだけ、最初から仕入れて売りたい商品は明確に決めておいたほうがよいですね。
一番良い例としては、あなロックはあまりにも幅広すぎますが、そのなかでもプログレッシブ・ロックというジャンルに特化してみたり、クラシック音楽のCDをしたいと思ったときは、もっと掘り下げてオペラ歌手専門のショップにするなど、そういう特化(しぼる)行為が、仕入れのときのサイトに大きく役立つことを頭に置いておいてください。
もし、あなたが色々なジャンルのものを仕入れることができるルートを確保しているのであれば、無理にジャンルをしぼることなくどんどん出品して売っていけばよいと思います。
ジャンルをしぼるときは仕入れがなかなか難しいときですのでご注意ください。
せどりで失敗してしまうパターン
あなたがもし、卸先から商品を仕入れることが難しいのなら外へ出て自分で商品を買い付けてこなくてはいけません。
商品は新品と中古の2種類があって、仕入れた額と売値の価格の差額がそのまま利益となります。
基本的に『せどり』とはこの差額を生み出し続けることで収入があるいわば『転売業』の全般といえるでしょう。
よく、せどり初心者の方がおちいりやすい失敗パターンの例をあげてみます。
まず出先(ブックオフなど)に仕入れにいくと、あなたはまずお宝商品を探そうと、せどりツールでどんどん商品をバーコードで読み取ったり、お宝商品(仕入れ値と売値の価格差が大きいもの)リストを片手にくまなく調べることでしょう。
そこで見つけた商品が、せどりツールがお宝商品だと認定してすぐに買って帰ったが、ずっと在庫が残ってしまう場合も、かなり多いのです。
どうして、このような失敗がおこるかわかりますか?
それは、商品の本来の価値が2種類に分かれているからです。
1.常に欲しい人がいて入荷するとすぐ売れてしまう商品
2.なかなか買い手がないが珍しい商品
この珍しい商品ということは、そのまま付加価値という言葉に置き換えることもできますが、付加価値は人によって違います。特に価格の相場は、需要と供給で、需要(欲しい人の数)に対して供給がおいつかないとき、価格相場が高くなっていきます。
主に、マスメディア(テレビ・雑誌・本・インターネット・ラジオ)などの情報によってそれらは決定します。
逆に、例えば定価が3000円くらいのCDが、売り切れで中古で出品している人が5500円で販売しているところを見て、あなたはこれはお宝商品だ!と見つけた出先で買ってしまうかもしれません。
でもこれは実は本当の価値ではないのです。
常に考えていただきたいのは、商品の価値は、総理大臣の支持率みたいなもので(笑)変動が常に予測されるので、そのとき一瞬がすべてではなく、過去のデータと照らし合わせないといけないのです。
今では大変便利なサイトがあります。
AmashowとPricecheckでアマゾン価格相場を確かめる
AmashowとPricecheckというサイトは、その商品がアマゾンでどのような価格変動があってどんな風に売れているのかがわかります。
サイトに入り、見つけたお宝商品のタイトルを入力し、出てきた項目をクリックするだけで、最安値グラフ、出品者数積み上げグラフ、ランキンググラフが表示されるという無料なのにとても便利な機能なんです。
これを、あなたが探しだしたお宝商品と照らし合わせればよいのです。
たとえば、3000円定価で今、品切れ・廃盤の商品が過去に5500円でよく売れているのであればそれは相場的に正しい価格です。しかし、もし5500円で出品者もあまりいずに過去をさかのぼって全然売れていないのであればかなり注意が必要な商品とみてよいでしょう。
それでは、次回はせどりの方法についてもう少し見ていきたいと思います…
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